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「何もない空間」だったのに…,ありがとうございました!!

― 備前市立片上小学校PTA人権研修会の感想-

6月23日(土)備前市立片上小学校の人権研修会で行いました“LAST LETTARS FROM MOMO”の感想が届きました。
5・6年生併せて51名の生徒さんと,観覧された保護者の皆さんの感想を全部送ってくださいました!
読ませて頂きながら,私どもの方が改めて考えさせられました。
突然のアイディアだったのですが,上演後にこどもたちと年齢の近い演者3人に意見を言ってもらったことも舞台と同じほどに響いてくれたようで,舞台によりリアリティを感じてくれたようです。
劇が技術的に上手とか下手とかを言うのではなく,内容をよく小学生が考えてくれたなという思いでいっぱいになりました。
全部をご紹介したいくらい充実の感想ですが,少しだけ抜粋しますね。

 

5年生

☆ 私は,「ラスト レターズ フロム モモ」で,「『死』と『生』は一枚の紙のうら表のようなもの」という言葉が心に残りました。生きていても,生と死の間は一瞬だからです。そして,郵便配達の人は,モモの犬サンタが大好きな飼い主のモモの気持ちをユキに伝えたくて,人間のすがたになっていたのかな,と思いました。…

☆ 今回は朗読劇を聞いて,いじめについて考えることがたくさんありました。モモのように,勇気があって人を助けることができる人がもっと増えればいいなと思います。最後にモモ役の郷原ちひろさんが「たくさんの信じられるかわからない友達がいるより,一人の頼れて信じられる友達がいる方が良い」という言葉が心にささりました。ユキ役の小原千明さんは,ほんとうにいじめられているかのように,言葉だけでもすごく感情や気持ちが伝わってくる
ほど上手でした。…

☆ ぼくは,さいしょは人物がもっと出てくると思っていたけれど,3人しか出てきませんでした。そこがびっくりしました。でも,3人でこんなすごいげきをするとは思いませんでした。45分くらい(体育館の床に)すわるのはきつかったけど,そのかわりにとてもすごいげきをみれてよかったです。おもしろかったので,もう1回みたいです。…

☆ …これからあっていく人の中で,苦手だなあと思ってさけているのではなく,なにか一つその人のいい所をさがしていきたいです。きょうのろう読を見てそれを考えることができました。…

☆ …「ラスト レターズ フロム モモ」(のラストとは)これで最後だけれど,前に向かっていってねというのが「最後の手紙」にこめられているとわかりました…

☆ 私は今日の朗読を見て,いじめをされている人はとても悲しい思いをしていることがわかりました。でも,いじめをしている人も何かいやなことがあったりしているからなのかなとも思いました。…

☆ …郵便配達の人も手紙をわたす時に不思議感が出ていて,とてもすごいなと思いました。私は人前で話すのは苦手なのでげきをしている人はすごいなと思いました。さいごのところがとてもかなしくて,本当のことのようにかんじました。…

☆ …ユキとモモは,手紙をいっぱいかいていて,今はらいんやメールなどでやりとりしているけど,昔は手紙でやりとりをしていたので,ぼくも,
もしできるときがあったら,手紙でやりとりをしてみたいです。

 

 

6年生

☆ 今まで見たげきとはちがって,とても面白かったです。本当にあったことを,写真を使っていたので,とても分かりやすかったです。最後の方でモモとユキが声をぴったり合わさっていたセリフはとてもすごいなと思いました。セリフの速さや大きさも場面によってちがって,面白かったです。ろう読を見る,聞く楽しさを今日は教えてもらいました。…手紙から出て来た羽が私は気になりました。…

☆ …最初は,朗読劇はあまり動かないものなのかな?と思っていました。けど,今回見て,すごく印しょうが変わりました!もう言葉に出来ないくらいとってもおもしろかったです!!…

☆ 私はいじめたり,いじめられたことがあります。でも,いじめたのは,ずっと前の話で,今はとっても仲がいいです。(いじめていた)そのころは,自分の中でほっとする気持ちと,でも,自分がきらいになりそうな気持ちがありました。それからどんどん自分のことがきらいになっていきました。だからいじめるのをやめました。そして,その子と仲良くなろうと決めて,今ではとっても仲良しです。…

☆ …時間が過ぎるのをわすれてみていましたが,とつぜんなてんかいなど,とても見ていてドキドキする公演でした。公演のとちゅうで,ダンスなども入っていて,見ていてとても楽しかったです。セリフだけなのに,頭の中で創造でき,こんな公演は初めてでした。スイミーなど小学校のころに習ったものなどがあって,話がわかりやすかったです。…

☆ 今回の朗読劇は,とても,いじめのことについて考えさせられました。この劇を見て,いじめはとても「身近なことだな」と思いました。…

☆ 今回の朗読劇は,アマチュアとは思えないほど,素晴らしかったです。これが元々の話があったと思うと,少し悲しくなりました。本当にこのようなくだらないいじめをするような人がいるのはなぜだろうと思いました。必ずどこの学校でも,残念なことにいじめを体験した人がいると思います。でも,この劇をしていれば,いつかいじめが止まると信じています。この劇にはそれだけの力があると思います。一人ひとりが止めようと思えば,いじめは止まると思うので,がんばります。

 

保護者の皆さん

☆ …後半で思わず涙があふれてきてしまいました。いじめの実態と,それを支えてくれた友だちの大切さがよくわかりました。きっと子どもたちの心にも大きくひびいたことと思います。

☆ 大人にとってはすごくよかったです。今の難しい世界を生きる子どもたちにとっては,すごくヒントになり,刺激になる作品だなと思いました。子どもにとっては,どのキャストに気持ちを寄せてみていたのか,今まで生きてきた中で,そのような経験があったのかにもより感想もさまざまだと思いますが,何かしら,その人の気持ちになり考えることができる良い機会だったのではないかと思います。
   個人的に,高校の頃に演劇部でしたので,懐かしくまた,プロジェクターなど,当時ではない機器を使用していて,どんどん進化しているのだなあと感銘しました。

☆ 大人になれば笑って流せる事や逃げる場所があるが,学校という閉鎖空間の中で一度始まったいじめはなかなかなくならず,子どもにとってはそれがすべてになってしまう怖さを感じた。いじめた本人も何かしら抱えるものがあるのだろうが,他人をいじめても良いという事にはならないし,とても複雑だと思った。

☆ 朗読劇を初めて観させてもらいました。いじめという題材であり,心に深く入りこみました。映像でみるより,生の方が迫力もあり,子どもたちの心にも深く刻み込まれたと思います。一緒に観れたことで,家に帰り,子どもとも今日感想を話したいと思います。

☆ 自分もいじめられていましたが,大切な友達のおかげや先生達の対処のおかげで頑張ることができたと思います。今回,それを改めて思うことができました。その後がとても楽しい事たくさんだったので,変な気をおこさないで良かったと思っています。子ども達も今回の舞台で色々考えてくれたらなと思います。最後に演者の方が言っていた事,とても大事だと思います。子ども達が覚えていてくれて,これからの助けになればいいなと思います。強い心を持って,何事にも冷静に対応でき,いろんな事をしっかり話せる子に育てていきたいなと思います。

 

 

尊敬する演出家ピーター・ブルックの言う「何もない空間」。
それに近かった,今回の舞台。
感想を読みながら,なにか演劇の原点にたちもどれた気がします。

こちらこそ本当にありがとうございました!

 

 

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